高校生の進路選びに欠かせない「オープンキャンパス」。

いつ行けばいいの?
親も行くべき?
服装や持ち物はどうしよう?
初めて参加するとなると不安もいっぱいですよね。
私も高校生の娘と一緒に初めて参加したときは、わからないことだらけで不安でした。
でも、事前に知っておけば安心して参加できることばかり。
この記事では、2025年の最新情報をもとに、高校生&保護者のための「オープンキャンパス準備ガイド」として、予約方法から服装・持ち物・保護者の役割までわかりやすく解説します。
親子で後悔しないオープンキャンパスにするためのヒントが満載!ぜひ参考にしてくださいね。
オープンキャンパスってどんなイベント?高校何年生から行くの?参加する意味とは
「オープンキャンパス」とは、大学等が高校生やその保護者を対象に、キャンパスの雰囲気や学びの内容を体験してもらうイベントのことです。
多くの学校が夏休み(7〜8月)を中心に開催しています。
オープンキャンパスは、大学の雰囲気を肌で感じられる貴重な機会。
パンフレットやネットの情報だけではわからない、リアルな「自分に合うかどうか」を判断できる機会です。
- キャンパスの広さ、施設、アクセス環境などを実際に見られる
- 教授や在学生と直接話ができる大学も多く、疑問や不安をその場で解消できる
- 模擬授業で、学部の内容が「自分に合っているかどうか」を体感できる
- 先生・在学生の雰囲気がわかると志望度も変わる
「高校1年生でも意味ある?」実は早めがカギ!
「まだ進路も決まってないし、1年生で行っても意味ないかも…」と思う方も多いかもしれません。
でも実は、1年生・2年生のうちからの参加がとてもおすすめです。
早いうちから動いておくことで、「なんとなく行きたい」から「この大学で学びたい」に変わっていく人も多いようです。
気軽な見学のつもりでOK! 雰囲気を知るだけでも、大きな一歩になります。
我が家も、当時高1だった娘と初のオープンキャンパスへ行きました。
食いしん坊の娘は、食に携われる「栄養士」とかどうかな?と考え、食物栄養学のある大学のオープンキャンパスに参加。
模擬授業を受けましたが、話を聞いてみると、全く興味が持てない分野で、早々に栄養学ではない進路を模索しました。
このように、実際に足を運んでみることで“ミスマッチ”に早めに気づけたのも、オープンキャンパスの大きな収穫でした。
推薦入試を考えているなら、なおさら重要!
総合型選抜(旧AO入試)や指定校推薦などでは、「なぜこの大学・この学部を選んだのか?」という志望理由がとても重視されます。
- オープンキャンパスでの体験(模擬授業・在学生の話・校風)を具体的に志望理由に盛り込めると説得力が増す
- この大学でこそ学べることをオープンキャンパスを通じて、実際に見て、聞いて、体験したなど、実体験ベースの志望理由が作れる
- 他の大学と迷っていた場合も「なぜこの大学なのか?」が明確になる
推薦入試は、「自分で調べて、納得してこの大学を選んだ」という大学とのマッチングが大事って言われますよね。
オープンキャンパスは、その“ヒント集め”“材料集め”にぴったり。
実際、友人の娘さんは、オープンキャンパスで大学の方との個別相談で、総合型選抜の情報など聞いてきたことを活かして、見事総合型選抜で合格されてました🎉
予約や申し込みは必要?大学による違いと確認方法
最近のオープンキャンパスは、「予約制」が主流になっています。
特に模擬授業や個別相談は人数制限があるので注意!
- 大学の公式HPなどで日程や会場、申込みをチェック
- 「予約なしOK」の大学もあるが、模擬授業やキャンパスツアーなど限定イベントは予約必須な場合が多いです。
- 予約も早めに埋まることが多いので、予約開始日程の確認も!
人気の大学ほど予約開始後すぐに埋まってしまうので、気になる大学があれば公式サイトを早めにチェックするのが◎です。
誰と行く?一人でもOK?保護者・友達と行く場合のポイント
「誰と行くか」も実は大事なポイント。
一人でも問題なしですが、それぞれメリット・デメリットがあります。
- 一人参加:自由度が高い・集中しやすい(意外と多い)
- 友達と参加:緊張が和らぐけど、ペースが合わないことも。そもそも志望校や志望学部が合わない場合も
- 保護者と参加:気づきを共有できて進路の話が深まる。
意外と父親と参加している人も多かったですよ〜。
当日の服装は?制服・私服どっちがいい?靴の選び方も
初参加で迷うのが「服装」。高校生も保護者もTPOに合った服装が大事です。
制服・私服どっちがいい?
高校生は制服で行くイメージがあるかもしれませんが、最近は私服で参加する子もかなり多いです。
特に個人で申し込んで行くオープンキャンパスでは、私服が主流なところも。
もちろん制服でもOKですが、自分が動きやすい格好で大丈夫です。
私は娘と3校ほどオープンキャンパスに参加しましたが、娘はいずれも私服で参加しました。
「制服でも私服でも、どちらでも浮かない」というのが実際に参加しての感想です。
保護者の服装は?
保護者は、きれいめカジュアルな服装がおすすめです。
派手すぎるファッションや、あまりにもラフすぎる格好は避けた方が無難。
清潔感があって動きやすい服装がベストです。
服装:他に気を付けるポイント
キャンパスが広い大学だと、思った以上に移動が多いことも。とにかくよく歩くので、歩きやすい靴は必須です。
真夏のオープンキャンパスは、帽子や日傘、ハンディ扇風機、飲み物など暑さ対策も忘れずに。
持ち物リスト|あると便利!親子それぞれのチェックリスト
高校生の持ち物例:
- スマホ(QRコードチェック・写真撮影用)
- 筆記用具・メモ帳
- 大学資料(必要があれば)
保護者の持ち物例:
- サブバッグ(資料がたくさんもらえる)
- 折りたたみ傘・飲み物・日傘 など
上履き・スリッパは大学側で明記していない限りは基本的には必要なしと思って大丈夫です。
また、資料一式をノベルティバッグに入れて参加者に配布してくれる大学が多い印象です。
保護者が気になるQ&A|よくある不安を解決!
「保護者ってどれくらい来てるの?」「付き添ったら迷惑?」など、親として気になるポイントをまとめました。
- 保護者の割合は大学・地域によってさまざま(体感では5割程度か)
- 子どもが嫌がらなければ一緒に行くのは大きなメリット
- 模擬授業など一部は保護者も見学可能
- 別室で保護者向けの説明会など別メニューが用意されている場合も
- 学食・カフェ利用OKな大学も多いのでランチも一緒に楽しめる!
【まとめ】親子でオープンキャンパスを楽しむコツ
オープンキャンパスは、進路選びに迷う高校生にとって大切なヒントが得られるチャンス。
パンフレットやネットだけではわからない「空気感」や「リアルな声」にふれられる貴重な時間です。
服装や持ち物、参加のしかたに少し戸惑うこともあるかもしれませんが、行ってみると「行ってよかった」と思えることがきっとあるはず。
気になる大学があるなら、まずは気軽に参加してみてください。
受験に向けて、進路を一緒に考えるきっかけにもなるので、親子での参加もおすすめです◎
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